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2024/10/01

特定遊興飲食店の許可申請

行政書士INAKKS法務事務所

特定遊興飲食店の許可申請の案件ですが、先日申請が通り、許可証を交付してきました。

施設の図面等は所有者から入手していたので早いと思われたのですが、

施設的にドアや壁が追加されるなど、色々な改造がされていたことや、

鉄筋の建物であるにもかかわらず、歪みが大きく寸法が全く合わず、

何度も測定しなおし、それでもなかなか整合性が取れずに、非常に苦労した案件でした。

またライト等の設備も多く、グーグルレンズが活躍してくれたものの、古いタイプのものは

型番や性能がなかなか分からないものが多くて、ネット上を探し回ったりしました。

風俗営業の許可は、申請から55日間といわれています。

検討されている方は、少しでも早めの相談をお願いします。


ホームページを更新しました。

特定遊興飲食店の許可申請の案件です。

特定遊興とは、店舗内で自分たちで踊ったりカラオケを歌ったりして楽しむ

区分で、警察の許可が必要な案件となります。

許可案件なので、当然ですがチェックは厳しいです。


今回は、施設の図面等は所有者から入手していたので、

場所の寸法や面積など、必要な数値はほとんど図面上に出ており、

早く終わるかなと当初は思っていたのです。


ところが、いざ現場に赴いてみると、図面と全く様相が違っています。

ざっと違っている部分を上げると、

   〇 防音ドアが設置

   〇 パーテーションのいくつかが床に固定され、壁化している

   〇 壁や腰板などが改造されている

   〇 床が少し浮き上がるなど、改造されている

   〇 電飾関係は、大幅に増えている

といったところで、元の図面を活用すべく、ありがちかもしれませんが、

元の図面をベースに平面図を仕上げていきました。


さて、再び、「ところが」です。

ある程度図面がまとまったところで、いざ測量すると、変更点を網羅しているはずなのに、

まったく数値が合ってこなかったのです。


他の先生からは、警察の現場チェック時には、誤差の許容は厳しいよ、

と言われており、どう区切ればうまく説明できるかについてはかなり悩みました。

区切りをつけても、正方形、長方形、台形のどれにも当てはまらないわけですから、

面積計算がうまくできないし、できても説明に困る....

これはあまり触れられませんが、数値が合わない理由は、建物のゆがみがひどく

なっているのが大きな理由ではないかと個人的には感じました。


他にも電飾関係が大幅に増えており、しかも新旧織り交ぜてあるため、

その名前や性能、照度が分からず、かなりインターネットの中を放浪しましたね。

現場でグーグルレンズを使い分かったものも多かったのですが、

結局分からなかったものもあります。


まあ、何とか突っ込まれても説明できるように準備を進めましたが、

チェック当日は結構ドキドキでしたね。

当日は、見知った顔の人が来られましたが、かといって仕事はきっちりされて行かれ、

いくつか現場で即変更できるような指摘はありましたが、

何とか乗り切ることができたという感じです。


風俗営業の許可は、申請から55日間といわれていますが、

実際、申請からちょうど55日間で許可の通知がありました。

ですので、検討されている方は、日程に余裕を持つとともに、

少しでも早めの相談をお願いします。